„Boardinghouse Campus Lounge“ に泊まってみました。

パーダーボルン大学に籍を置いているものの在宅研究者であるために大学に仕事場所を持っていないので、大学に行く場合は日帰りもしくはどこかに宿泊ということになります。9月に一度パーダーボルン大学に足を運んだのですが、この機会に初めて大学併設のゲストハウス“Boardinghouse Campus Lounge“に宿泊をしてみました。

ゲストハウスのホームページはこちらです。

ゲストハウスは研究室のある物理学科のある建物N棟の近くに位置します。建物の内装は、ゲストハウスのホームページの“Gallery and Info -> BOARDING„のような感じです。滞在時に建物の外観の写真を撮ってみました。

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職場のPC

パーダーボルンに異動後に仕事用のパソコンが必要ということで、仕事用のPCを提供してもらうようにお願いしてみました。そして、私のために用意されたPCは“MacBook Pro“でした。IDがMacBookPro8,1なので2011〜2012年に発売されたモデルのようです。DVDドライブも付いています。

さて、以前のイエナ大学にいた時代の仕事用PCもMacBook Proの同時代のモデル。ほぼ同じスペック。両方を並べると双子状態です。

旧PCから新PCへのデータの移行はほぼ終わりました。ただ、旧PCがMacOSX 10.10 „Yosemite“ で新PCがMacOSX 10.11 „OS X El Capitan“ であったせいか「移行アシスタント(英:Migration Assistant, 独:Migrationsassistent)」を使うことができずにほぼ手動で移行をしてみました。まあ、その方がゴミを移行しなくていいという利点があったりもします。

 

researchmap

„researchmap“には海外で研究活動をしている日本人は登録ができるのでしょうか…という素朴な疑問を持っていたりします。

http://researchmap.jp/

海外にいる日本人研究者もこれに登録ができれば、自然とネットワークが繋がって有用なのでは思ったりもします。「研究者検索」の「エリア」に「欧州→ドイツ」と検索したら、様々な分野で活躍されている在独の研究者の検索結果を得ることができる日が来て欲しいです。

それ以前に私はこのシステムに登録できるのでしょうかから近いうちに問い合わせるかもしれません。

 

MacOSXにxcrysdenをインストール

MacPortのパッケージcrysdenをインストールしました。

https://www.macports.org/ports.php?by=name&substr=xcrysden

$ port search xcrysden
Warning: port definitions are more than two weeks old, consider updating them by running 'port selfupdate'.
xcrysden @1.5.60_2 (science)
 X-windows CRYstalline Structures and DENsities
$ sudo port -v selfupdate
$ sudo port install xcrysden
...
---> Building xcrysden
---> Staging xcrysden into destroot
---> Installing xcrysden @1.5.60_2+gcc6
---> Activating xcrysden @1.5.60_2+gcc6
...
$ which xcrysden
/opt/local/bin/xcrysden
$ xcrysden &

Screen Shot 2016-09-09 at 09.55.30

在宅研究者

5月よりパーダーボルン大学に所属をして「在宅研究者」を始めています。在宅研究者は、聞きなれない言葉かもしれません。働き方にはいろいろとあっても良いはず、そして何かの枠にとらわれて働く必要はないと思ってのスタートです。

専門分野は、計算物性物理学。たまたま選んだ専門ではあるが、家族を持ってみると「育児と仕事の両立」という意味では良い研究分野。インターネットを介して計算を行い、大学のサーバーを経由してPDF化されている専門文献を調べ、あとは時々同僚と議論を行い、ターゲットを絞って研究会や学会に参加をすれば仕事は全うできる。時間が割とフレキシブルに使える。そして、この分野で在宅研究者をすることも可能で、議論を電子メールなどに頼れば良い。

ただし、誰でも在宅研究者ができるわけでもないとは思う。研究者としてのある程度の経験が必要である。誰かの指導を必要とされない単著論文が一人で書ける研究レベルと事務能力が必要だと思ったりもする。学生として、ポスドクとして一通り研究の世界を知った上で、家庭を持って時間を自由に使いたいという形での在宅研究者へ。国の女性研究者への支援政策にモノ申したいところもありますが、そこはまた別の機会に。

なぜ、在宅研究者をしているかというと、私がパーダーボルンではなく、パーダーボルンとは離れたテューリンゲン州のワイマールに住んでいるからである。以前はイエナ大学の所属。家族が住んでいる場所と異なる場所でプロジェクトが継続されることになり移籍を決めた。写真はワイマールの風景。blog_upb_270816

パーダーボルンもワイマールも両方とも素敵な街です。

ブログ開始

WordPressについて調べていたら、職場の大学のBlogのページを見つけました。大学のアカウントがあれば登録ができるという仕組みなので、パーダーボルン大学に雇われている間、何かを書いていこうかと思います。テーマは未定。但し、研究優先。写真は、パーダーボルンのPaderquelle。

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