Das Blog von seino

ドレスデンで開催されておりましたドイツ物理学会の物性のセッションに参加をしてきました。学会は３月１９日（日）から２４日（金）の開催でした。日曜日はレセプション等のイベントのみで、学会自体は月曜日から金曜日の間に行われていた感じです。今回は、発表のあった火曜日＆水曜日のみドレスデンに足を運びました。

http://dresden17.dpg-tagungen.de/index.html?set_language=en&cl=en

日本物理学会が同じ時期に開催されていたのですが、４日開催のうち土・日・祝日が含まれているという日程。ライフワークバランスが完全に無視されていることに警笛を鳴らしたいところです。

„Blogs – Uni Paderborn“のページを見る限りでは、WordPressのバージョンアップがされているようです。というのが、アナウンスされているドイツ語の要旨になりますね。
https://blogs.uni-paderborn.de/

昨日ドイツの新大統領にシュタインマイヤー前外相が選出されました。シュタインマイヤー氏は昨年12月にパーダーボルン大学の名誉博士号を授与されております。
名誉博士号授与式の様子はパーダーボルン大学のFacebookページの記事になっています。
https://www.facebook.com/unipaderborn/posts/1285469344858123

写真はパーダーボルン大学のFacebookページ（2016年12月19日投稿）より引用

先週、第２回ドイツ物理学・応用物理学セミナーを無事にオーガナイズしてきました。規模は大きくはないですが、盛況だったことが嬉しい限りです。プログラムはこちらです。

新年あけましておめでとうございます。

ドイツのクリスマスではクリスマスツリーを買って装飾するのが定番であります。ドイツではツリーは生木が主流で、木の種類はモミの木（Tanne）やトウヒ（Fichte）になります。こちらが今年の我が家のクリスマスツリーです。いかがでしょうか？

小学２年生の娘が今年は „Känguru-Adventskalender 2016″ に挑戦中。クリスマスの日めくりカレンダーであるアドヴェンツカレンダーの算数版。１日ごとにクリスマスをテーマにした算数の問題が出されるという仕組みです。“Mini“ が小学校１〜２年生向け、“Maxi“が小学校３〜４年生向けに作られています。問題が結構かわいいのと、程よく頭を使うところがうまく工夫されていて感心されます。これを毎日楽しめば、算数嫌いにならないで済みそうです。

Känguru-Adventskalender 2016:

Maxi: http://www.mathe-kaenguru.de/advent/maxi/index.html
Mini:http://www.mathe-kaenguru.de/advent/mini/index.html

小学校２年生には“Mini“だと時々物足りないので、“Maxi“がちょうど良い」「挑戦課題」になります。

小学校中学年（３〜４年生）用の“Maxi“で物足りない場合は、“Mathe in Advent“がオススメ。こちらはアカウントを作成して、毎日問題を投稿すると最後に懸賞に当たるチャンスというプレゼント付きの課題。“Mathe in Advent“は小学校４〜６年生向けと、中学校１年〜３年生（ドイツの中等学校７〜９年生）向けの２つの段階に分かれています。

Mathe in Advent: https://www.mathe-im-advent.de/kalender/

（画像は上記サイトより引用）

先週の“Frankfurter Allgemeine Zeitung“の科学欄に“Der Chemie in Zeitlupe zusehen“という記事がありました。

ドイツ語で書かれていた記事を読む限りでは面白そうだったのと新聞に掲載されていた写真がとても印象的だったので、Natureに掲載されているオリジナルの論文（英文）もチェックをしてみました。ただ、オリジナルの論文にはこの写真はなく、この写真は新聞記事用の特別なもののようです。私にとっては、新聞記事用の写真の方がインパクトがありました。
（写真はFAZの新聞記事［下記のリンク参照］からの引用です）

Natureのオリジナル論文: http://www.nature.com/nature/journal/v539/n7628/full/nature19816.html

„Frankfurter Allgemeine Zeitung“の当該記事： http://www.faz.net/aktuell/wissen/physik-mehr/tunnelmikroskop-filmt-schnelle-molekuel-bewegungen-14528206.html#aufmacherBildJumpTarget

ドイツの祝日は時々州によって異なることがある。

今日11/1は万世節（Allerheiligen）パーダーボルン大学のあるノルトライン・ヴェストファーレン州は祝日。しかし、自宅のあるテューリンゲン州は平日である。

一方で、昨日10/31はテューリンゲン州は宗教改革記念日（Reformationstag）の祝日。一方で、仕事の契約先のパーダーボルンの方は平日であった。

在宅研究者の場合、どちらの祝日に合わせるかといえば契約先の祝日である。ただ、こちらが祝日で職場の方が平日の場合は、家族が休みであることから、仕事ができる状態ではない。ということで、今回は今日を仕事日にして昨日は軽く作業をするだけの日にした。

余談で、ベルリンやニーダーザクセン州のように10/31と11/1の双方の祝日がない州もあり、ドイツは州によって祝日の数が違うという不公平(?)な制度があったりする。

考えてみれば、ドイツの祝日の数の方が日本よりも数ない。日本は実は祝日天国なのかもしれない（ただし、仕事での出勤を強要されなければ）。